1. 設定名
設定のタイトルです。
2. 自動リネーム/マニュアルリネームのフィルタ
リネームするファイルのフィルタは、「自動リネームのフィルタ」「マニュアルリネームのフィルタ」で設定します。コンマで区切ることにより、複数のフィルタを指定できます。ワイルドカード"*"も使用できます(ワイルドカードは1つのフィルタにつき最大1つです)。ワイルドカードでマッチする文字は[ .0-9a-zA-Z%@_\-\u00C0-\uFFFF]です。
「マニュアルリネームのフィルタ」に"DATE&TIME"を指定すると以下のフィルタが適用されます:
- ファイル名が"YYMMDD_hhmmss"を含む。
- ファイル名が"YYYYMMDD_hhmmss"を含む。
- ファイル名が"YYMMDDhhmmss"を含む。
- ファイル名が"YYYYMMDDhhmmss"を含む。
です。
3. 画像/動画ファイルの接頭辞/接尾辞/シリアルナンバー
リネーム後のファイル名の接頭辞/接尾辞を指定できます。
また、シリアルナンバーの有無を指定できます。シリアルナンバーの有無指定は、ファイル名のボディが「ファイルシステムのタイムスタンプ」「EXIFのタイムスタンプ」の時に有効です。
4. ファイル名のボディ
ファイル名のボディは、タイムスタンプ、元のファイル名を保持、ファイル指定(任意指定)から選択できます。
タイムスタンプは、ファイルシステムあるいはEXIFファイルから取得できます。
(EXIFタイムスタンプが選択されたが、EXIFタイムスタンプが使えない場合、ファイルシステムのタイムスタンプが使われます。動画ファイルは、EXIFタイムスタンプは使えません。)
「ファイルボディ指定」が選択された場合、右に特殊文字列設定エリアが出現します。そこには次の特殊文字を含む任意の文字列(Unicode文字を含む)が指定できます。
《特殊文字》
%FYYYY%, %FYY% -> ファイルシステムの年
%EYYYY%, %EYY% -> EXIFファイルの年(最終変更)
%EOYYYY%, %EOYY% -> EXIFファイルの年(撮影時)
%FMM% -> ファイルシステムの月
%EMM% -> EXIFファイルの月(最終変更)
%EOMM% -> EXIFファイルの月(撮影時)
%FDD% -> ファイルシステムの日
%EDD% -> EXIFファイルの日(最終変更)
%EODD% -> EXIFファイルの日(撮影時)
%Fhh% -> ファイルシステムの時間
%Ehh% -> EXIFファイルの時間(最終変更)
%EOhh% -> EXIFファイルの時間(撮影時)
%Fmm% -> ファイルシステムの分
%Emm% -> EXIFファイルの分(最終変更)
%EOmm% -> EXIFファイルの分(撮影時)
%Fss% -> ファイルシステムの秒
%Ess% -> EXIFファイルの秒(最終変更)
%EOss% -> EXIFファイルの秒(撮影時)
%-N% ~%-NNNN% -> "-"とシリアルナンバー
%_N% ~%_NNNN% -> "_"とシリアルナンバー
%_NOS%, %-NOS% -> シリアルナンバーなし
%ONAME% -> オリジナルのファイル名のボディ
設定例
例1)
フィルタ=*.JPG
接頭辞=PIC_
ファイル名のボディ=EXIFのタイムスタンプ(最終変更)
シリアルナンバー=あり
→PXL_19880721_221215123.JPGがPIC_20230721_221214_001.JPGに変換される。
例2)
フィルタ=PXL_*.JPG
接頭辞=PIC_
ファイル名のボディ=EXIFのタイムスタンプ(最終変更)
シリアルナンバー=無し
→PXL_19880721_221215123.JPGがPIC_20230721_221214.JPGに変換される。
例3)
フィルタ=*.JPG
接頭辞=PIC_
EXIFファイル(最終変更)から日時を取得、西暦4桁年、シリアルナンバー2桁の場合
ファイルボディ設定=%EYYYY%%EMM%%EDD%_%Ehh%%Emm%%Ess%%_NN%
→PXL_19880721_221215123.JPGがPIC_20230721_221214_01.JPGに変換される。
例4)
フィルタ=PXL_*.JPG
接頭辞=なし
ファイルシステムから日時を取得、西暦2桁年、シリアルナンバー無しの場合
ファイルボディ設定=%FYY%%FMM%%FDD%-%Fhh%%Fmm%%Fss%%-NOS%
→PXL_19880721_221215123.JPGが230721-221214.JPGに変換される。